エリザベス・キューブラー=ロス「死の受容のプロセス」について

人は、死にかぎらず様々な喪失体験に酔ってこの5段階のプロセスを様々な場面で体験している。苦痛や恐怖と時間を伴って。

  • 失恋
  • 引っ越し
  • 親子や親しい友人など信頼関係の上の失望
  • ペットの脱走
    など

エリザベス・キューブラー=ロスが『死ぬ瞬間』の中で発表したもの。以下のように纏められている。すべての患者がこのような経過をたどるわけではないとも書いている。

  • 否認・隔離
    自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。
  • 怒り
    なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
  • 取引
    なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。
  • 抑うつ
    なにもできなくなる段階である。
  • 受容
    最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。